makitusoraのブログ

森の中の生活

子どもの頃の思い出 チガヤ

日当たりの良い原野や土手に群生するイネ科の多年草。高さは30から80センチ、葉は、長さ30~60センチ、幅1センチほどで、秋にはきれいに紅葉する。

若い花穂は噛むと甘く、昔はツバナと呼ばれて親しまれた。繁殖力旺盛で、その数は千のも及ぶカヤと言う意味で名づけられたという。5から6月、長さ10~20センチ、幅1センチほどの白い綿毛をまとったような花穂をつける。

 根強く、駆除することが難しい厄介な雑草として扱われているが、晩春の心地よい風にやさしく揺れる花の穂は銀色に輝いて、目を引くほど美しく心に残る。

朝日新聞の令和5年5月25日の記事より)

子どものころこの若い花穂を学校の帰りにつまんで食べたことを思い出しました。